3月29日 JCCアカデミー関西 参加者120名
新人研修も含めた全階級に対して、
「職業人として身につけねばならない10のスタンス」というタイトルで講義をしました。
レジュメは下記の通り。
- これが出来ない者に仕事をさせるな
- 教わるのを無料と思うな
- 「してもらいたい・・・」は、「不満」へ必ず進化する
- 「何なんだその返事は」・・・こんな奴に教えたくない
- 素直さが一番だと一流は言う
- ただ単に、仕事を舐めてんだよ(遅刻・欠勤・早退を許さない)
- 機嫌や気分で仕事をする問題児達
- 私・・・という性格なんです・・・という大嘘つき
- 「つもりでした・・・これほど無駄な言葉は無い
- 言い訳の天才になると負け組み確定
当たり前のことなのですが、甘く見ているふしがあるので厳しい講義とさせていただきました。
例えば、(4)の「何なんだその返事は・・・こんな奴に教えたくない」では、
「はい」というたった二文字の返事が気持ちよく出来ない奴が「サービス業」で成功するはずが無い。
態度が悪く、人の気持ちに配慮が出来ないで「接客業」が出来ると本気で思っているならば「仕事を舐めるな」・「お客様を馬鹿にするな」と言いたい。
そういう当たり前のレベルを高めもせずに、「シャンプー」の技術レッスンを必至にやったところで、
「シャンプーが出来る、<はい>もまともに出来ない人間」が育つだけです。
こういう部分を見落としてスタッフの「能力を開発」していくのは本当に問題です。
能力開発の前に・・・「気持ちの良い人間になる」・「人に愛される人間になる」・「ルールを守る」という社会性を身につけることは特別に大切です。
巷でブームになっている「接遇」なども、こういう基礎の部分を厳しく指導してくれるようなので好ましいと思っています。
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