幹部育成・発掘プログラム

幹部研修

当コースは、「幹部」及び「幹部に育てたい人物」の育成・発掘を目的とします。ある一人の人間の「現時点」は、その人間の「思考」とそれに従った今までの「行動」の集大成と言われます。そして実に伸び悩む人は、伸び悩むような思考プログラムが潜んでいます。だから伸び悩むように考えて行動し、見事に伸び悩むのです。また、もっと成長したい！活躍したい！と望む人も、考え方が分からない、どのように動けばよいか分からない、具体的行動が出来ない、順序が分からない、等の問題を抱えて日々悩んでいます。このようなスタッフに対し、それではどのような考えと行動を取ったら「伸びていけるのか？」 それを、「幹部としての考え方と行動」、もしくは「伸びる人間の考え方と行動」をテーマに具体的な思考・行動戦術をあげながら、実践的な指導をします。

過去の当コース利用例を見ると、
以下を目的とするサロン様が数多く見られました。

• 1. 成長している幹部に、次のステップを与えたい
• 2. 伸び悩み・伸び止まりの幹部・管理職に変革のきっかけを与えたい
• 3. 現状起きている様々な問題に対し、自己解決の場を与えたい
• 4. 若手幹部に「幹部としての思考」という基本的ベースを与えたい
• 5. 非協力的な姿勢を見せる幹部や古株スタッフに思考変革の機会を与えたい
• 6. 組織を作りたい、もしくは新組織・新体制に組み換えをしたい
• 7. 幹部・リーダーとして育てたいスタッフへ成長のチャンスを与えたい
• 8. 後継者・後継者候補に経営を教えていきたい
• 9. 下記の悩みに解決策を導きだすきっかけをあげたい
• • ・ 経営者との関係性による悩み
  • ・ 部下との関係性による悩み
  • ・ サロン内の人間関係の悩み
  • ・ 部下育成の悩み
  • ・ 売り上げの悩み
  • ・ 組織運営の悩み
  • ・ 将来への悩み
  • ・ 家庭の悩み
  • ・ 仕事とプライベート（家庭）両立の悩み

なお、現在幹部ではないが可能性のある有能なスタッフを早くから幹部教育していくことで、著しい成長を見せることがあります。これらはあくまでも経営判断ですが、一番「伸びしろ」があるときに質の高い教育を施すのは後々の経営に大きなプラスをもたらすでしょう。店長や幹部などと言われているけれど、実態は単なるサロンの最年長だった。などという、実質機能を持たない肩書きだけの幹部がたくさんいます。経営においてもっとも高額な経費である幹部の人件費は、肩書きのために使っているわけではありません。個々の能力を余すことなく使い切る、そんな人事面での費用対効果をあげるためのきっかけとしても、当コースをご利用ください。長年ついてきてくれたスタッフの輝かしい姿を再び見ることは、経営者として最大の喜びとなることでしょう。

カリキュラム（終日完結型研修または３H×3回コース）

• 【1】美容室幹部「10大職務」とは？
• 1. 最短でスタイリストに育てる
• 2. 売れっ子スタイリストに育てる
• 3. 美容のプロに育てる／美容師に誇りを持たせる
• 4. 新規がたくさん来店するサロンにする
• 5. 一度来たお客様が、必ず再来するサロンにする
• 6. 「チーム力」を高め、店舗目標を達成させる
• 7. 所属する「会社」、「経営者」を大好きなスタッフを作る
• 8. 入社希望者が絶えないサロンにする
• 9. スタッフが退職しないサロンにする
• 10. 社員に規律とルールを守らせる

• 【2】美容師として成功するために必要な４つのベーススキルとは？（スキルピラミッドを学ぶ）
• 1. 技術力とは？
• 2. 営業力とは？
• 3. コミュニケーション力とは？
• 4. 公人力とは？

• 【3】店長に必要な３つの上位スキルとは？
• 1. 組織売り上げ開発力とは？
• 2. ヒューマンスキル（人的魅力）とは？
• 3. 組織開発力とは？

• 【4】売上アップの戦術を一挙公開
• 1. 「増客」具体的方法を一挙解説
• 2. 「単価アップ」具体的方法一挙解説
• 3. 「店販開発」具体的方法一挙解説

• 【5】売れっ子美容師を育てる課題リスト：スキルロードの解説
• 1. マナー・向上心とは？
• 2. 技術力とは？
• 3. トレンド把握とは？
• 4. コミュニケーション力とは？
• 5. 専門知識とは？
• 6. 営業力とは？
• 7. カウンセリング力とは？
• 8. 自己印象アップ（セルフブランディング）とは？
• 9. デザイン力とは？
• 10. 上級技術力とは？
• 11. 似合わせ力とは？
• 12. 提案力とは？
• 13. 応用力とは？
• 14. 状況判断力とは？

• 【6】チームをまとめ、目標を共有し達成する
• 1. リーダーシップとヘッドシップの違い
• 2. 目標を達成に導く３つの根拠読り
• 3. ルール破りを絶対に認めない
• 4. どんなスタッフでも指導できるヒューマンスキルがあるか？
• 5. 「理解の５段階」を知らずに組織運営は出来ない
• 6. サロン内代表的問題「３０問」を解決できれば組織はまとまる

• 【7】部下指導ロールプレイング研修「リード・ザ・サロン」
• 組織のリーダーに抜擢される場合、本来であれば事前にリーダーとしての必要用件を学習・訓練し、適正試験当に合格してから就任することが望ましいのですが、このようなステップを踏ませてくれる組織はサロン経営にはまずありません。もっとも大切でもっとも難しい仕事を、もっとも学習・訓練せずにチャレンジさせられる訳ですから、幹部とは大変酷な立場と言えます。従って、無知であるがゆえに出来ないことが多数あったとしても仕方がありません。美容師さんは、もともと何も出来なかったところから技術を積み上げることによって立派なスタイリストになっていきます。そういう意味で言えば、スタイリストになる課程に戻り、今度は幹部業という人としての技術を学び始める必要があると考えています。この過程を面倒くさがらず、投資していただくことを強くお勧めします。

「幹部とは、もっとも伸び続ける社員」

これは、人を伸ばすことのみに意識を傾け、自分が伸びることを忘れがちな昨今の幹部さん全般に言えることでしょう。他人を伸ばすためには、まず自分が絶え間なく成長し続けることが最低限の条件であり、資格であり、マナーなのです。人は伸びている人から教えを請いたいものです。いつまでも追いつけない先輩・上司への憧れが真のリーダーシップを作ります